東北電力ネットワークは、集中豪雨による停電を想定し復旧訓練を行いました。激甚化する災害に備え、一刻も早い停電の解消を目指します。
訓練は、集中豪雨による被害で大規模な停電が起きたという想定で、石巻市の訓練所で行いました。
復旧作業の習熟度を上げるため、2021年から青森、岩手、秋田、宮城の各支社が合同でおこなっていて、約70人が参加しました。
訓練では、倒れた木で切れた送電線を作業員が高所作業車を使ってつなぎ直しました。
川の氾濫により変電所が水没した想定で、その機能の代わりになる移動用発電機車を設置し、復旧までの一連の作業を確認しました。
東北電力ネットワーク宮城支社早坂保配電部長「激甚化している災害の中でも他電力さん向けにも、災害の応援というのが今後求められてくると思います。日頃の訓練を通じて技術力を磨いていきたい」
東北電力ネットワークでは他の電力会社への応援も見据え、復旧訓練を今後も重ねていくということです。