高速で刃を回転させる草刈り機による事故情報が寄せられているとして、国民生活センターが注意を呼び掛けています。

 国民生活センターによりますと、草刈り機による事故は2019年度から今年6月末までの5年余りで29件発生しました。

 自宅の裏山で使用していた際に斜面でバランスを崩し、誤って刃が右足に当たって長さ30センチの切り傷ができたケースや草刈り作業が終わったと勘違いし、作業者が草刈り機に近付いてけがをしたケースなどがありました。

 国民生活センターは使用の前に取扱説明書を確認して点検を行うこと、作業者には近付かない、作業をする時は滑りにくい作業靴を使用するなどと注意を呼び掛けています。