仙台市太白区の広瀬川河川敷で、油の流出事故を想定した訓練が行われました。

 大型トラックの事故により広瀬川に合流する排水路に軽油が流れ出したという想定で行われ、仙台河川国道事務所や流域の自治体の担当者など約100人が参加しました。

 参加者は、オイルフェンスを設置するためロープの結び方を学んだ後、つなぎ合わせたフェンスで油をせき止める手順を確認しました。

 仙台河川国道事務所平山清人課長「練習することで迅速に対応ができることにもなりますので、毎年こうした訓練を実施してまいりたいなと思っております」

 冬場は灯油などの使用が増えるとともに、路面凍結による交通事故で河川への油の流出が懸念されることから、仙台河川国道事務所は注意を呼び掛けています。