恒例の那須御用邸に入られた天皇皇后両陛下ですが、今回のご静養、実は23年ぶりのことなんです。

■両陛下“23年ぶり”のご静養?

 上皇ご夫妻が長野県の軽井沢駅に到着されました。ご静養のため、29日まで滞在される予定です。

 天皇皇后両陛下も21日から栃木県那須町の那須御用邸に滞在されています。

天皇陛下 「ヒヨドリバナね。マツムシソウもね」

 お二人で敷地内を散策し、草花を楽しまれました。

天皇陛下 「いや、この声がね」 「(Q.何とか天気がもちまして)はい、ええ」 「(Q.1年ぶりの那須はいかがでしょうか?)涼しいですね。こちらは」 「まぁここの中で少しゆっくりできたらいいなと思っています」 「(Q.山歩き等はいかがですか?)今回はあまり考えてはいないですけれども」

皇后さま 「ここの中で歩ければいいかしらと思って」

天皇陛下 「本当に自然がこう、非常に豊富ですのでね。那須の自然を楽しむことができればというふうに思っています」   

 毎年、夏に訪れられる那須の御用邸です。でも、今年の那須はいつもの那須ではありません。

■2人きりのご静養 愛子さまはどちらへ?

 23年前の12月に愛子さまがお生まれになってからは、いつも夏は3人でのご静養でした。でも、今年はいらっしゃいません。

愛子さま 「両親には『がんばって行ってらっしゃい』という励ましの言葉とともに送り出していただきました」

 今年4月に日本赤十字社に入社された社会人1年目の愛子さま。

 今年は業務のため、同行されなかったのです。

 お二人でのご静養は2001年以来、23年ぶりのことです。

天皇陛下 「(Q.今回は両陛下、水入らずということで?)はい」

皇后さま 「(Q.愛子さまがいらっしゃらなくて、いかがですか?)だいぶ久しぶり」

天皇陛下 「久しぶりですね。こういうふうに2人でね」