日経平均株価はアメリカ市場で株価が大幅に下落した流れを受けて、一時、1500円以上急落しました。

 日経平均株価は取引開始直後から値を下げ、下げ幅は一時、1500円まで拡大しました。

 前日にアメリカで発表された経済指標が市場予想を下回ったことで景気減速への懸念が再浮上し、アメリカの主要な株価指数がそろって下落したことなどが要因です。

 アメリカの半導体メーカー「エヌビディア」の株価が大きく値を下げたことが影響しているということです。

 市場関係者によりますと、6日に発表されるアメリカの雇用統計次第でさらに景気減速への懸念が強まるとの警戒感が高まっています。