日本マクドナルドは店舗で働く従業員の髪の色の制限をなくしたと発表しました。

 マクドナルドでは食を扱うことから「髪の色」や「爪」など、身だしなみに関する基準を設けています。

 髪の色は、これまで「自然な色」としていましたが今回、制限をなくしました。

 一人ひとりの価値観を尊重し、多様性を大切にしたいためとしています。

 3月から試験的に導入した店舗では「仕事のモチベーションがあがった」「自分らしさを認めてもらえているように感じる」などの声が聞かれ、4月のアルバイトの採用人数は去年の約3倍になったということです。

 髪の色の自由化はディスカウントストアの「ドン・キホーテ」や回転ずしの「スシロー」なども実施していて、接客業でも広がりをみせています。