来年開幕する大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の完成記念式典が開かれました。

 13日、大阪市の万博会場・夢洲で万博協会の会長や理事らが集まり「大屋根リング」の完成を記念した式典を開きました。

 リングは1周およそ2キロメートル、高さ最大20メートルの世界最大級の木造建築物です。

 万博の「シンボル」として建設が進められ、先月21日、完成しました。

2025年日本国際博覧会協会 十倉雅和会長 「(来場者には)大屋根リングの建物としての美しさ、上に登った時の景色の美しさをぜひとも楽しんでいただきたいと思います」

 リングの建設・解体費用に344億円がかかっていて、万博閉幕後の活用方法について協議が進められています。

 大阪府などは、リングの「愛称」について公募を検討しています。