警察官を装って、高齢男性から時価1億円を超える金の延べ棒をだまし取ったとして、台湾出身の男女3人が逮捕されました。

 李哲字容疑者(25)ら男女3人は7月、仲間と共謀して京都市に住む70代の男性から、時価1億1500万円相当の金の延べ棒をだまし取った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、警察官などを装って「キャッシュカードを売っていませんか?」「あなたに逮捕状が出ている」などと嘘の電話をする手口で、金の延べ棒を用意させていました。

 警視庁は3人の認否を明らかにしていません。

 3人はすでに、別の高齢女性2人からも、同様の手口で合わせて時価2800万円相当の金の延べ棒をだまし取った疑いで逮捕されていて、今回の逮捕は3度目です。