JR東海は在来線の一部の車両について、組み立て作業の際に、目安を超えた圧力がかかっていた車軸が11本あったと発表しました。

 JR東海によりますと、組み立て作業について点検をしたところ、在来線の一部の車両で、目安を超える圧力がかかっていた車軸が11本見つかりました。

 交換作業をするため、この車軸がついている車両の使用を停止していて、一部の在来線では車両の数を減らして運行しています。

 圧力が目安を超えた場合の対応を明確に定めていなかったことが原因で、データの改ざんなどはなかったということです。

 JR貨物のデータ改ざん問題を受けて、国土交通省が全国の鉄道事業者に指示した緊急点検を行ったところ、見つかったということです。