物流業界の2024年問題などを解決するため、東北の小売りや物流などの企業が研究会を発足させました。

 研究会に参加するのは、イオン東北やヨークベニマルといった東北に本社を置く企業など15社です。

 国の検討会によりますと、2024年問題に対し対策を取らなかった場合2030年度には営業用トラックの輸送能力が34.1%不足する可能性があるということです。

 イオン東北辻󠄀雅信社長「物が届かないというのは致命的になりますので、各社様が各地域で色々な所で地域のインフラをしっかり支えていくこと、協業することでスムーズにできるんじゃないか、もっといい形にできるんじゃないかと賛同いただいた会社が集まった」

 研究会では、まずは荷物を運ばずに走るトラックを無くすよう努めた上で、将来的には、各社の商品を一緒のトラックで運ぶなど効率的な配送を目指すことにしています。