高齢ドライバーによる事故が後を絶たない中、宮城県山元町で自動ブレーキが備わったサポートカーの試乗体験会が開催されました。
秋の交通安全運動に合わせ宮城県警や山元町などが開催した体験会には、地域の高齢ドライバー約20人が参加しました。
参加者は、高齢ドライバーに多い事故の特徴などを学んだ後、実際に自動ブレーキが備わったセーフティ・サポートカーを体験しました。
参加者「年齢が年齢だから事故を起こさないように慎重に、講習を基にして運転したい」
警察によりますと2024年に宮城県で発生した65歳以上のドライバーによる人身事故は、8月末時点で674件で全体の約3割を占めています。
亘理警察署月岡宏樹交通課長「車線のはみ出しやアクセルとブレーキの踏み間違い、ハンドル操作の誤りなどによる事故が多く発生している状況にあります。運転する際は、ゆとりを持った運転をしていただけるようにお願いしたいと思います」