オリンピックに3大会連続で出場したボート競技ローイングの大石綾美選手が引退会見を開き、競技生活を振り返りました。

 大石綾美選手「どんなに辛くてもどんなに苦しくても、自分自身のできることは100%120%やってきたつもりでいるので、やり切ったなと思っています」

 アイリスオーヤマ所属の大石綾美選手(33)は、ローイングの女子軽量級ダブルスカルで3大会連続でオリンピックに出場し、パリ大会では15位の成績を残しました

 。けがに苦しめられた時期もありましたが、がんで闘病している母親に頑張る姿を見せたいと競技を続けました。

 大石綾美選手「パリの会場で母が見てくれていて、自分自身の最高のパフォーマンスを見せられたことは本当にうれしく思いますし、親孝行ができたかなと」

 引退後は、後輩の指導にも力を尽くしたいということです。