毒キノコが入ったみそ汁を食べた男女3人が、食中毒になりました。宮城県での毒キノコによる食中毒は今シーズン初めてです。
宮城県によりますと12日夜、宮城県南三陸町で採れたキノコを知人からもらい、家族3人がみそ汁にして食べたところ、約2時間半後に吐き気やおう吐の症状を訴えました。3人は病院を受診し、現在は回復しているということです。
キノコは毒キノコのツキヨタケと特徴が一致していて、気仙沼保健所はツキヨタケを原因とする食中毒と断定しました。
ツキヨタケは、食用のムキタケやシイタケなどと見た目が似ていることから間違われることが多い毒キノコです。
宮城県は「食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に採らないようにしてほしい」と注意を呼び掛けています。