立憲民主党宮城県連の安住淳代表は5日に開かれた常任幹事会で、衆院選の結果について「有権者は与野党の伯仲を選択した」と総括しました。

 安住淳代表「県民の負託を受けて4議席取れたことは非常に大きかったと思います。改めて当選者の皆さんにお祝いを申し上げたいと思います」

 今回の衆院選で、立憲民主党は宮城県の小選挙区で1区から4区で勝利し躍進しました。一方、自民党は前職の落選が相次ぎ1議席にとどまり、有権者の厳しい審判を受けました。

 結果について安住代表は、政治とカネに対する宮城県民の判断が立憲の躍進につながったとしつつ、有権者は自民の一強ではなく与野党の伯仲を選択したと表現しました。

 安住淳代表「自民党一強よりも、やっぱりよかったと思ってもらえる成果をきちんと立憲民主党が出していく責任がある。その延長に、政権交代があると思う」

 安住代表は県民の立憲に対する支持と期待は決して固いものではないと延べ、おごることなく2025年夏の参院選や次の解散総選挙に向けて動き出すよう求めました。

 安住淳代表「苦い話をすると、2009年も旧民主党が躍進しましたけど、2012年の選挙では私以外全員落選した。この期待をもし裏切ってしまうと、一瞬で我々はしょぼくれ野党に戻ってしまう」

 安住代表は年明け早々にも参院選の選挙対策本部を立ち上げることを明かし、県連が一丸となるよう求めました。