11月5日は津波防災の日です。仙台市沿岸部の高齢者施設では、避難訓練が行われました。

 訓練は太平洋沖を震源とする地震が発生し、大津波警報が出たという想定で仙台市の62カ所で一斉に行われました。

 このうち宮城野区の特別養護老人ホーム中野あおばの杜は、付近で最大3メートルの浸水が想定されていて津波避難施設に指定されています。

 訓練に参加した職員は、施設の高齢者や近隣の人たちを建物の上階へと誘導したり、止水板設置の手順を確認したりしていました。

 中野あおばの杜加藤直樹施設長「安心して誘導できる、避難させることができるというような施設にしていかなければいけないなと率直に感じました」