優れた教育活動を表彰する博報賞に、宮城県から全国に広がったことばの貯金箱が選ばれました。
2024年は、ことばの貯金箱「夢」プロジェクトなど8件が博報賞に選ばれました。
ことばの貯金箱は、東日本大震災当時大学の講師だった渡邉裕子さんが宮城県の学校などで2012年から始めたプロジェクトです。
子どもたちは新聞から心に響いた言葉を切り抜き、ことばの貯金箱に貯めていきます。
その言葉を授業で発表し、語彙力やコミュニケーション力を高めることが目的です。
渡邉裕子さん「日本全国の隅々まで、ことばの貯金箱で子どもたちに元気と笑顔を届けたいと壮大な夢を持ち始めました」
元々は震災支援として始まりましたが、徐々に全国に広がり少年院での交流などにも活用されているということです。