車の多重事故が発生し、死者やけが人が出たという想定で消防隊員による対応訓練が宮城県石巻市行われました。
訓練は、東日本大震災後に道路の整備が進み観光客などによる車通りが多くなっていることから、事故の対応を確認しようと石巻消防署が毎年行っています。
署員ら57人が参加し、交差点で人を跳ねた車に3台の車が次々と玉突きし死者やけが人が出たという想定で訓練が行われました。
救急隊員がけがの状態を確認し担架などで搬送したり、車に閉じ込められている人を救出したりしました。
車からカソリンが漏れ引火した想定で、消火する手順も確認しました。
石巻消防署岩井章弘署長「圏域住民の安全と安心を守っていくためにも、これからも訓練を続けていきたいなと感じております」
この訓練は、12日も行われます。