東北電力は、計測機器のトラブルで原子炉を停止させた女川原発2号機について、計測機器の配管の接続部分が緩み、管が外れたことが原因だったと明らかにしました。
女川原発2号機は3日に発電を再開する予定でしたが、原子炉に計測機器を出し入れする点検作業中に管の中で機器が動かなくなるトラブルが発生し、原因調査のため原子炉を4日に停止しました。
東北電力は、計測機器が通る配管の接続部分のナットが締め付け不足で緩み、管が外れたことが原因だったと明らかにしました。再発防止策として、配管の締め付けの確認などを徹底するということです。
同じように緩みが発生する可能性がある場所は220カ所以上あり、点検していくということです。
原子炉を再び起動させるのは、今回の再発防止策を徹底し準備が整う11月中を予定しています。