仙台市泉区の路上で「財布を無くしたので金を貸してほしい」などとうそをつき金をだまし取ったとして、3日に解体工の男(18)が詐欺の疑いで逮捕されました。
男は8月から10月までの間、泉区泉中央の路上で「財布を無くしたので家まで帰れない。タクシー代を貸してほしい」などとうそをつき、高校生を含む男女5人から現金計約8万5000円をだまし取った疑いが持たれています。
男は「携帯電話を忘れた」「母親の番号を教える」などと偽名や偽の連絡先を伝え、1人当たり5000円から3万円程度をだまし取ったとみられています。
調べに対して男は「生活費が無く、だまし取った」などと容疑を認めているということです。
泉警察署管内では、11月までに同様の手口の被害が約30件確認され、警察は男が関与したとみて余罪を調べています。