宮城県大郷町が進めるスポーツパーク構想をめぐり、田中学町長は町議会で計画への賛成が半数を超えた住民アンケートを踏まえ、計画を推し進める考えを改めて強調しました。
大郷町のスポーツパーク構想は、2019年の台風19号で被災した大郷町粕川地区で町が土地を取得造成し、民間企業がサッカー場や宿泊施設を整備します。
計画は議会を二分し、提出された関連予算案はこれまで二度にわたり否決されました。 一方で町が実施したアンケートでは、回答者の半数以上が計画に賛成しました。
3日に始まった町議会では、議員が「二度否決した議会に向き合うべきだ」と指摘しましたが、田中町長はあくまで計画を推進する考えを強調しました。
田中学大郷町長「議会が反対が多くても町民の方はやれという声があって、地権者も誰一人、反対だっていう人がいない。町民と真正面からぶつかって解決する以外ないと私は思います」
町議会は4日も一般質問が行われ、6日に採決が行われる見通しです。