岩手県軽米町の養鶏場で鳥インフルエンザが確認され、県は飼育されている5万羽の殺処分を開始しました。

 軽米町の養鶏場では3日からニワトリが相次いで死んでいるのが見つかり、高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるとして遺伝子検査を行った結果、10羽中9羽で陽性が確認されました。

 これを受けて県は5万羽すべての殺処分を開始したほか、半径10キロ以内にある養鶏場に対し、ニワトリの移動の制限を指示しました。

 岩手県内の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたのは、今シーズン2例目です。

 1例目となった盛岡市の養鶏場では、すでに12万羽すべての殺処分が行われています。