神戸市の踏切で中国籍の女性2人が電車にはねられて死亡した事故で、防犯カメラの映像から事故直前の2人の様子が分かってきました。

 事故の約1分半前の映像です。

 2人は踏切内を歩き、横断歩道の手前でストップ。その後、遮断機が下りますが、2人は踏切の中にとどまったままです。

 事故は9日、山陽電鉄が走る踏切内で発生し、観光客とみられる20代の中国籍の女性2人が電車にはねられて死亡しました。

 電車の運転士は「2人とも電車の方ではなく、国道の横断歩道の方を向いて立っていた」と説明しているということです。

 警察は2人が誤って踏切内で国道の信号待ちをしていた可能性もあるとみて、調べを進めています。