千葉県銚子市の養鶏場でニワトリが死んでいるのが確認されました。鳥インフルエンザの疑いがあり、遺伝子検査で陽性が確認されれば、およそ42万羽が殺処分になります。
千葉県によりますと、14日、銚子市の養鶏場で農場主から「2鶏舎で数羽固まって死亡している」と家畜保健衛生所に通報がありました。
死んだニワトリが27羽見つかり、20羽に簡易検査を行ったところ、15羽から鳥インフルエンザの陽性が確認されました。
千葉県は15日午前に対策本部会議を開き、遺伝子検査でも陽性が確認されれば、この養鶏場で飼育されているおよそ42万羽を15日にも殺処分するということです。
また、この養鶏場から半径3キロの区域内ではニワトリなどの移動を禁止するとともに、3キロから10キロの区域内ではニワトリなどを区域の外に搬出することを禁止するなどの措置が講じられます。
銚子市では12日に半径3キロ区域内にある別の養鶏場で鳥インフルエンザの陽性が確認され、41万羽が殺処分の対象になっています。
今回も陽性が確認されれば、千葉県では今シーズン3例目です。