宮城県で飼育された子牛の初競りが、美里町で行われています。

 美里町のみやぎ総合家畜市場では、14日朝から生後10カ月ほどの黒毛和種の子牛の競りが始まりました。

 競りでは、子牛を買って育てる肥育農家が肉付きや血統などを確認し次々と競り落として行きました。

 市場関係者によりますと、餌代の高騰が続いているため肥育農家が競りの価格を抑える傾向が続くとみられるということです。

 JA全農みやぎ佐野和夫会長「繁殖農家も肥育農家も、再生産できる価格帯の市場であることを願っております」

 初競りは16日まで行われ、約1000頭の子牛が取引される予定です。