北京を訪れている江藤拓農水大臣が中国の農相と会談し、日本産牛肉の輸出再開について協議を行いました。「重要な一歩を踏み出せた」と強調しています。

江藤拓農水大臣 「中国側の前向きな姿勢がしっかり確認できた。日本産牛肉の輸出再開等につながると思う。重要な一歩を踏み出せたと思うし、確信している」

 日本産の牛肉はBSE(牛海綿状脳症)の影響で、2001年から中国への輸出が止まっています。

 現在、輸出の前提条件となる検疫協定が中国側で発効していない状況で今回、早期発効に向けて意思疎通を続けることで合意しました。

 農水大臣の訪中は6年ぶりで、江藤大臣は輸出再開の時期について「そんなに遠くないのでは」と話しています。