羽田空港で航空機同士が衝突した事故を受けて国土交通省は航空管制官の疲労を低減させるため、有識者による検討会を初めて開催しました。

 去年1月、羽田空港で日本航空の旅客機と海保機が衝突した事故を受けて国土交通省は去年6月、航空管制官の体制の強化など中間取りまとめを発表しました。

 取りまとめの中で委員から航空管制官の疲労を低減することを目的として国交省は今月20日、有識者による検討会を初めて開催しました。

 国交省は管制官の担当によって異なる業務の負担を勤務計画により正確に反映するために新たな疲労管理のシステムを2026年度中に導入するとしています。

 検討会は今年の3月末までに対策の取りまとめをする予定です。