アメリカでの利用が停止されたTikTokですが20日、わずか一日で再開されました。

市民 「きょうになって再開というニュースが流れて混乱している」

 アメリカ国民を混乱させたのは中国系アプリ「TikTok」の停止からの復旧。

 アメリカで安全保障上の懸念から法律によって利用禁止となったTikTokは18日に国内でサービスが停止。約1億7000万人のユーザーが利用できない状態になっていました。

 しかし、その状況を一転させたのが…。

トランプ氏のSNS 「TikTokを救え」

 19日、トランプ次期大統領が法律の施行を「猶予する」考えを表明。その結果…。

トランプ次期大統領 「きょう、TikTokが復活した」

 わずか一日で復旧したのです。

 これにはTikTokから感謝のメッセージも…。

TikTokから 「トランプ大統領の尽力でTikTokがアメリカに戻ってきた!」

 しかし、一体なぜトランプ氏は復旧へと動いたのか…。

トランプ次期大統領 「私たちは36ポイント差で若者票を獲得した。だから私はTikTokが好きだ!」

 さらに、今後のTikTokへの対応次第では若者支持者が増える可能性も…。

市民 「TikTokに対する行動で若者はトランプ氏への見方を変えると思う」 「多くのクリエイターはTikTokを通じて自分の考えを表現しています。結構良いプラットフォームです」

 しかし、そもそも安全保障上の理由で停止したはず。そんなにあっさり復旧させていいのでしょうか。

 一方、この様子に日本からも様々な声が上がっています。

X(旧ツイッター)から 「リスクがあるなら日本は規制すべきでは?」 「アプリくらい好きなように使わせてほしい」 「自由と安全のバランスが難しいなー」

 果たして優先すべきは国の安全か、国民の自由か。