アメリカのトランプ新政権で外交トップとなる国務長官にマルコ・ルビオ氏が就任しました。

ルビオ新国務長官 「私たちは、トランプ大統領がアメリカ国民から託された政策を実現できるよう、毎日、一瞬たりとも気を抜かずに努力していく」

 21日に国務長官に就任したマルコ・ルビオ氏は「平和は力によってもたらされるものであり、我々の価値観を放棄することなく、平和を実現する」と述べました。

 また、国務長官としてアメリカをより強く、より安全で、より繁栄させることにつながらない政策は行わないと明言しました。

 就任に先立って議会上院で開かれた人事の承認公聴会のなかで、ルビオ氏は中国を「最も強力で危険な敵」だと指摘し、中国に対して強硬な姿勢を示しています。

 ルビオ氏はトランプ新政権が発足後、初めて承認された閣僚人事となりました。

 就任初日の21日には早速、日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の外相会合に出席したほか、訪米中の岩屋外務大臣との会談に臨む予定です。