葉物野菜を中心に値上がりが止まりません。キャベツの価格は平年の4割増し、ハクサイも3割増しと野菜の高騰が続いています。
鈴木奏斗アナウンサー「野菜の値段が高い状態が続いていますが、特にこの冬収穫された野菜が軒並み値上がりしているということなんです」
仙台市太白区の八百物屋まるしん長町駅前店では、キャベツは1玉298円と平年の4割増しです。ハクサイは4分の1カットで198円、レタスも1玉250円と、それぞれ3割ほど値上がりしています。
買い物客「キャベツは手が出ないし、もっぱらモヤシとかを選んでいます」「もう悲鳴。最後の1枚まで食べる。前は捨ててたけど、今はちょっと煮込んでみたりで無駄を無くしている」
八百物屋まるしん長町駅前店早坂店長「輸送費がだいぶ掛かっているという話は聞きますね。一番はガソリンとかの補助とかが終わった事が関係していると思われます」
前年の夏の猛暑が葉物野菜の生育不良を引き起こし品薄が続いていることに加え、輸送費の値上がりが影響していると言います。
更にこれからの季節、野菜の価格高騰につながるのが恵方巻の需要です。
八百物屋まるしん長町駅前店早坂店長「キュウリは恐らく今の価格の2割ほどは上がることが予想されますね。なるべく今までと変わらないお値段で提供したいとは思っているんですが、なかなかそれが難しくなってきていますので、心苦しい面でもありますね」
こちらの店では、宮城県の市場から野菜を仕入れていますが、仕入れ先を他県に広げて少しでも安い野菜を入荷することで販売価格を抑えていきたいとしています。