女川原発の重大事故に備えた宮城県の原子力防災訓練が、2月8日に行われます。大規模訓練は2号機の再稼働後、初めてです。
宮城県原子力安全対策課太田純一担当課長「能登半島地震の教訓を踏まえ、半島部に孤立地域を設定して海路による住民避難や空路による物資供給の訓練を実施する」
訓練は三陸沖で発生した地震で女川原発2号機の原子炉が緊急停止し放射性物質が放出した想定で行われ、住民のほか国や警察など42の機関から計500人が参加する予定です。
空間線量を測定するモニタリングポストが壊れたという想定では、ドローンを使って放射線量を測定する訓練も初めて実施されます。
住民の受け入れ先となっている富谷市、大和町、大郷町、大衡村が初めて訓練に参加します。
大規模訓練は2号機の再稼働後、初めてです。