フジテレビを巡る一連の問題を受け、フジテレビの労働組合が港浩一社長に対し、27日の会見で取締役刷新の意向の表明を求めたことが分かりました。

 フジテレビ関係者によりますと、フジテレビの労働組合は前日に続き、24日付で港社長に「意見書」を提出しました。

 意見書では、27日にフジテレビが開く記者会見で日枝久相談役を含む取締役全員が出席することと、会見の場で取締役を刷新することの意向を表明することの2点を求めています。

 フジテレビ労組は13日時点での組合員数が80人ほどでしたが現在は約500人に増えていて、23日付でも港社長に対して開かれた記者会見や経営体制の刷新を求める意見書を提出していました。