トラックドライバー不足や脱炭素化に対応しようと、物流大手ヤマトの子会社と電機大手の富士通がデジタル技術を活用して効率的な輸送や配送を実現するサービスを始めます。

SST 高野茂幸社長 「この事業をしっかりと磨き上げることで、社会課題の解決に事業を通じて貢献したい」

富士通 時田隆仁社長 「新しいテクノロジーを組み合わせて新たな価値を創出し、サプライチェーンにおける課題解決に貢献をしたい」

 ヤマトの子会社であるSSTと富士通が共同で構築したプラットフォームでは、荷主が出荷計画や運搬する荷物の形、重さなどのデータを登録します。

 物流事業者はリアルタイムでその情報を確認でき、トラックの積載率や稼働率を向上させることができるということです。

 2月に宮城県と福岡県の間で一日16便を運行するサービスから始め、2026年3月末をめどに鉄道や船舶なども含めて80路線まで拡大していく予定です。