受験生などを狙った痴漢や盗撮の防止を呼び掛けようと、仙台駅前で高校生らがキャンペーンを行いました。

 県工業高校の生徒や警察官など約20人が参加した、キャンペーンでは生徒がデザインしたちらしを配りながら、痴漢や盗撮は犯罪であることを呼び掛けていました。

 ちらしをデザインした安田誉周さん「(チラシを)もらった人が痴漢が駄目だと一目で分かるようにつくりました」

 警察によりますと、宮城県での痴漢や盗撮の発生件数は2023年が228件、2024年が188件に上っています。

 特に、試験会場に向かう受験生は、被害を受けても警察に届けにくいということです。

 宮城県警県民安全対策課粕谷繁次長「被害届をためらうこともあるかと思いますが、受験が終わった後に相談することもできますので警察に是非相談していただきたい」