ミャンマーを拠点とした犯罪組織に外国人が監禁され、詐欺行為などに加担させられる事件が相次いでいることを受け、ミャンマーへの経由地のタイでは警戒を強めています。
タイ軍によりますと、ミャンマーで監禁されている外国人のおよそ2割がタイを経由して連れてこられたとみられ、軍は国境付近をパトロールしたり、検問所を設けたりして警備を強化しています。
ANNの取材に応じたウガンダ人の女性もタイに入国後、国境でボートに乗せられ先月までミャンマーで監禁されていました。
ミャンマーで監禁されたウガンダ人 「彼らは衰弱するまで殴り続けます。弱ったのを見ると、今度は立たせて電気ショックを加えるのです」
ともに監禁された夫は今も帰ってこず、女性は、解放に向けた支援を求めています。