宮城県警察学校で卒業式が行われ、38人が警察官としての新たな一歩を踏み出しました。

 卒業を迎えたのは18歳から28歳の男女、計38人です。2024年4月に入校し、10カ月間にわたって警察官の職務に必要な法律や逮捕術などを学んできました。

 式では卒業生に辞令が交付され、宮城県警の細田正本部長が「県民が真に期待する良識と実力を兼ね備えた警察官に成長してほしい」と訓示しました。

 これを受けて卒業生の代表が決意を述べました。

 富樫勝巡査「県民1人1人の期待と信頼に応え、安全安心な地域社会を実現するため、正義を貫く強さと心から寄り添う優しさを持った警察官として、職務を全うしていくことを固く誓います」

 卒業生は31日付で警察署に配属され、まずは交番での勤務に当たるということです。