鹿児島県の種子島宇宙センターのH3ロケット5号機は打ち上げ予定時刻の2日午後5時半を迎え、予定通り、ロケットが上空に向かって飛び始めました。
ロケットには人工衛星みちびき6号機が搭載されています。
みちびき6号機は内閣府が運用する測位衛星で、カーナビやスマートフォンの位置情報のほか、将来的には車の自動運転などへの活用が期待されています。
予定通り打ち上げられれば、日本のほぼ真上を通る軌道を地球の自転と同じ速さで周回します。
H3ロケットは2号機から順調に打ち上げ成功を積み重ねてきていて、今回成功すれば衛星の打ち上げ需要で拡大する宇宙ビジネスの市場で日本の存在感を示すことができそうです。