2月2日は4年ぶりの節分となります。関東甲信は弾丸低気圧の影響で冷たい雨や雪が降り、東京都心は日中は今シーズン一番の寒さとなりました。
■4年ぶり“2月2日の節分”
おのや刃物を手にした鬼が大暴れ。厳粛な空気の中に響きわたる叫び声は圧巻です。子どもたちには恐怖のイベント、節分。鬼に抱かれた子どもは健康に育つと言われています。最後には、福は内、鬼は外の掛け声で鬼を撃退。平和と安全を祈ります。
節分は春の始まる日、つまり立春の前日に行われるもの。成田山新勝寺では、不動明王が鬼を改心させたとの言い伝えから、「鬼は外」とは言わず「福は内」とだけ言います。
豆まきは日本の一大行事です。ネコも参加すれば…細胞と水が1つになって生まれた不思議な生き物「ミャクミャク」もイベントに花を添えました。
■東京都心は日中 今季一番の寒さ
そんな今年の節分の特徴は、なんといっても寒かったこと。日中は、ここ10年で一番の寒さとなりました。東京も朝から凍えるような一日で、高尾山には雪。撮影した人によると、積もるのは今シーズン初めてだといいます。
富士急ハイランドでは地上55メートルのスカイデッキで富士山を見ながら恵方巻きを食べるイベントをしています。
今年は雪で中止の恐れもありましたが…合図と同時に一斉に恵方巻きに食らい付いていきます。残念ながら富士山は見えません。本来であれば、目の前にはこんな光景が広がるはずでした。それでも…。
2年連続で参加 「僕の頭の中には(富士山は)見えている。最高です」
ちらつく雪も良い思い出になったようです。
一言に恵方巻きといっても色々なものがあります。金箔で巻かれた7本限定、金野恵方巻、1万円。大トロに中トロ、ズワイガニと具材も豪華です。客の反応は。
客 「なんも興味わかない。これ1万円出すならおすし食べに行った方がいい」
ただ、人によって見え方は違うようで…。
客 「買いましょう」 「(Q.どうして買おうと?)縁起が良いから。今年、巳(へび)年で、金がしっかりたまるだろうと思って」
今年の恵方は、西南西です。