埼玉県八潮市の道路陥没事故で運転手の男性の救出活動は丸一日、中断しています。
(社会部・阿部佳南記者報告) 2日は朝から長い時間、雨が降るなど、事故が発生して以降、一番とも感じられる寒さになっています。
現在、クレーンで土嚢(どのう)を穴の中に運んで、その穴の側面に置くという作業をしているところです。
隊員が実際に穴の中に入っての捜索活動は丸一日、中断されています。
その考えられる理由として、今も穴の下の水が増えています。
足場が不安定な状況になっているため、安全な作業の障害になっているということです。
今後、現場の状況を調査して再開するという運びになれば、まだ見えていない運転手が取り残されている可能性があるキャビン部分というのを救助隊員の手で地道に捜していく方針だといいます。
また、県は2日、専門家による検討委員会を開催しました。
下水道などの復旧に向けた工事の方法などについて調べるとしています。
ただ、いまだ捜索活動再開のめどは立っていない状況です。