埼玉県八潮市の道路陥没事故で、一時中断していた作業が再開しました。スロープの迂回(うかい)ルートとがれきの撤去が終わり次第、本格的な救助作業が行われる見込みです。

 道路が崩落してトラックが落下し、今も運転手の男性の安否が分からない現場では、完成したスロープの先端部分で水が湧き出し危険性が高まったとして、1日に作業は一時中断しました。

 作業は2日に再開し、現在はスロープ先端の水が湧き出る部分を避ける迂回路を作る作業などが行われています。

 消防は湧き出た水の温度が比較的高いことから、下水の可能性があるとしています。

 本格的な捜索はスロープの迂回ルートが完成し、がれきが撤去され安全の確認ができ次第、行われる見込みです。