約500もの銀行口座を使い、40億円以上のオンラインカジノへの掛け金をマネーロンダリング、資金洗浄をしたとして、会社役員の男らが逮捕されました。

 東京・文京区の会社役員、吉原秀明容疑者(44)と吉井一旗容疑者(53)、高橋一幸容疑者(47)は去年、オンラインカジノへの賭け金約42億円を複数の口座に移して隠し、資金洗浄をした疑いが持たれています。

 警察によりますと、吉原容疑者らはオンラインカジノの賭け金や払い戻し金の管理役で、年間約47億円の利益を出していました。

 ゲームの運営役は海外に所在していて、このオンラインカジノの事業全体を合わせると年間で900億円の金が取り扱われているということです。

 警察は実態解明を進めています。