埼玉県八潮市の道路陥没事故では、発生から8日が経った5日にも穴の内部に入るための2本目のスロープが完成する見通しです。

 先月28日、八潮市で道路が陥没し、転落したトラックに乗っていた男性が取り残され、今も安否が分かっていません。

 穴の中に救助隊員らが入って捜索を行うため、3日から2本目のスロープづくりに取り掛かっていて、5日にも完成する見通しです。

 完成すれば、専門家の判断次第で救助隊員らが土を手掘りするなどしての捜索が始まります。

 ただ、消防によりますと、穴の中ではコンクリート製の雨水管などの大きな障害物が不安定な状態になっているため、5日中に本格的な捜索を開始する可能性は低いということです。