名古屋市で6日朝に道路が陥没し、車が動けなくなりました。穴の深さは1.5メートル。運転手が当時の状況を語りました。
■名古屋で道路陥没 車動けず
朝、新たな道路陥没が発生です。
運転手 「(穴に)はまって車の底が道路に付いた。結構、大きな音がして」
現場は名古屋市緑区の住宅街もほど近い場所。陥没発生後は通行止めとなっていますが、その前は車は普通に通れる状態でした。
運転手 「道路が陥没して車がはまった」
車の左の前輪がはまって動けなくなった男性が自ら110番通報しました。
運転手 「自分の前を車が通っていた。車道の左側に穴が開いていた。(穴を)前の車がよけて通った。自分も車速を落として、その穴をよけようと思って、前の車と同じように右側に移動しつつよけようと思っていたところ、穴に落ちた」
今回できた穴は縦2メートル、横2メートル、深さ1.5メートルほどです。
埼玉県八潮市で道路陥没が発生してから6日で10日目。2つの陥没に共通点はあるのでしょうか。
芝浦工業大学 稲積真哉教授 「八潮は一番深いところに埋設されている下水道管の破損が原因なので、それより上の設備をもろとも破壊。今回は表面の一番浅いところの水道管が原因だとすれば、浅いところにあるので表面的な陥没で済んだ」
現場周辺では老朽化した水道管の交換工事が行われていて、警察はこの工事が陥没の原因とみています。