宮城県の伊豆沼周辺のガンの北帰行が、例年より10日ほど早く始まっています。
7日、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団の職員が、夜明けとともにガンや白鳥などの渡り鳥の数を調査しました。
ガンの北帰行は例年2月上旬に始まりますが、1月に気温の高い日が続いたことからいつもの年より10日ほど早く、1月下旬に始まりました。
1月24日の調査で10万5000羽を数えたガンは、7日の調査では4万3000羽にまで減ったということです。
県伊豆沼・内沼環境保全財団嶋田哲郎研究室長「北西方向に行くですとか飛んでからすぐに高度を上げてV字編隊を組むという特徴があって、北帰行特有の飛び方が見られています」
ガンの北帰行は、2月下旬ごろまで続きます。