埼玉県八潮市の道路陥没事故で、救助活動の障害となっているコンクリート製の用水路について、県は7日夜にも撤去作業を始める考えを示しました。
八潮市で道路が陥没した事故では、地面と下水道管の間にあるコンクリート製の用水路、「ボックスカルバート」が穴に落ちる可能性があり、救助活動の障害になっていました。
県は地盤改良などの工事を進めていて、夜にも撤去作業を始める方針を示しました。
また、陥没現場を迂回(うかい)する下水道管のバイパスも6日に完成し、穴の中の水を下流に流す計画です。
一方、国土交通省は今回の事故を受けて、再発防止策を検討する有識者委員会を設置する考えを明らかにしました。