宮城県議会の2月定例会が開会しました。村井知事は、秋に徴収を始める宿泊税について早期に使い道を示す考えを強調しました。
村井知事「宿泊税活用施策について、みやぎ観光振興会議などで地域の実情に関するご意見を伺いながら、国内外からの誘客促進に向けた取り組みを早期にお示しできるよう検討を進めてまいります」
2024年に条例が成立した宿泊税は、1泊6000円以上の宿泊者に対し、1人当たり300円を課税します。秋に導入し、新年度に約3億7000万円の税収を見込んでいますが、実際に観光振興の財源として使うのは2026年度からとなる見通しです。
一方、制度の広報やホテルや旅館のシステム改修を助成する費用として新年度予算案には4億3000万円余りを計上しました。
2月定例会には、新年度予算案を含め計37議案が提出されています。2月定例会は3月14日までで19日に代表質問、20日からは一般質問が始まります。