自民党・安倍派の政治資金パーティーを巡る事件で検察審査会が「不起訴不当」と議決した山谷えり子参議院議員の政治団体の事務担当者について、東京地検特捜部は再び不起訴処分としました。
山谷えり子参議院議員の政治団体の事務担当者は、収支報告書に政治資金パーティーの収入1919万円を記載しなかったとして刑事告発されていました。
特捜部が去年7月に不起訴処分にしましたが、検察審査会が「一般の国民の感覚としては1919万円という金額は看過できない非常に高額なものである」などと指摘し、不起訴不当と議決していました。
この議決を受けて特捜部は再び捜査を行っていましたが、今月12日付で再び不起訴処分としました。
起訴猶予処分だということです。
これで一連の捜査は終結することになります。