完璧な「ゆで卵調理法」が発表されました。発表したのはイタリアの研究チーム。そのゆで時間は、なんと32分です。

 そのまま食べても料理に加えてもおいしいゆで卵。皆さんはどれくらいゆでてますか。

60代 「沸騰してから入れて7分から8分ですぐ引き上げる。そうすると半熟になる」 70代 「私は5分ぐらい。中がとろっとする感じ。固ゆでではちょっと…半熟が一番」 60代 「半熟なんで3分ちょっとくらい」

 実は先週、“完璧なゆで卵”のゆで時間が発表されました。発見したのは美食の国イタリアのナポリ大学の研究チーム。

ナポリ大学研究チーム(発表から) 「卵の食感と栄養素を最適化します」

 美食の国イタリアが研究の末に導き出した食感がよくなり栄養価も高くなる“完璧なゆで卵”のゆで時間は…32分。

50代 「えーそんなに?」 70代 「どうなっちゃうの?卵黒くならない?」

 こちらが32分ゆでた“完璧なゆで卵”。普通のゆで卵と比べると…黄身が均等にゆであがっているのが分かります。“完璧なゆで卵”はただ32分間ゆで続けるわけではありません。

 用意するのは100度と30度のお湯。まずは100度で2分。そして30度に移し替えて2分。これを8往復…合わせて32分ゆでるんです。“完璧なゆで卵”その仕上がりは。

久冨慶子アナウンサー 「食べた瞬間に黄身がトロっと。白身も普通のゆで卵と比べてぷるぷるしたぷるっと感が残っています」

60代 「めんどうですね」 「32分あったら違うもの作ります」

 タマゴは、白身と黄身の固まる温度が違うため、温度の違うお湯で交互にゆでるとバランスよく、完璧な食感になるそうです。また、普通のゆで卵に比べて、ポリフェノールなどの栄養価も高くなったということです。