秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまが京都府にある舞鶴引揚記念館を訪問されました。

 記念館には終戦後に抑留されていたシベリアなどから引揚船で舞鶴港に到着した人々の歴史などが展示されています。

 悠仁さまは大学生や高校生ら同世代の語り部による説明を受けながら、シベリア抑留中の日本人がシラカバの樹皮に短歌などをつづり、日本への帰国時に所持品検査で没収されずに残った「白樺日記」や当時の舞鶴港を再現した模型などの展示をご覧になりました。

悠仁さま 「今みたいな冬の時期とかだと(海が)荒れてる時も多いと思うので、さらに時間がかかったりとか、乗り心地も悪かったりとかということもあったりしますよね」

 その後、悠仁さまは復元された引揚者が上陸の際に渡った桟橋を視察されました。

 今回の舞鶴訪問は8年前、秋篠宮ご夫妻が記念館を訪れた際に悠仁さまへの招待があったことを受けて調整が重ねられ、私的な日帰りの旅行として筑波大学への進学を前に実現しました。