福島第一原発では処理水を貯めていたタンクの初めての解体が進んでいます。

 来月で東日本大震災から14年が経ちます。

 福島第一原発には現在、放射性物質を含む水を浄化処理した処理水を貯めるタンクが1000基以上あります。

 タンクの解体は今月から初めて行われています。

 まずは処理水の海洋放出で空になった溶接型タンク12基を2026年3月までに解体する予定です。

 解体されたタンクは原発敷地内の別の場所に仮置きされ、空いた敷地には燃料デブリ取り出しの関連施設が新たに建設される見込みです。