ベガルタ仙台のユースチームで、コーチや監督が選手8人を練習に参加させないパワーハラスメントを行い処分されていたことが分かりました。
ベガルタ仙台やチーム関係者によりますと2024年10月、選手8人に対し男性コーチ(40)が「やる気がない」などを理由に練習から外し「退団届を取りに来た方が良い」などの発言をしました。
そして期間を示さないまま選手8人が練習や試合に参加することを禁止し、当時の監督も黙認していました。
11月にコーチと当時の監督はハラスメント行為を認め、選手8人に謝罪しています。
ベガルタ仙台は、懲罰の基準や期間を示さず選手を精神的に追い詰めたとして、コーチに戒告と制裁金を当時の監督を戒告としました。
今後は、外部講師によるアカデミースタッフへの研修を行うなど再発防止策を取るとしています。